ブログ

個人情報の取り扱いに要注意!パソコンを処分する前に行うべき3つの対応

パソコンの中には、名前や住所、電話番号、職場の情報、クレジットカード情報など、さまざまな個人情報が記録されています。

これらのデータを完全に消去せず手放してしまうと、個人情報を悪用されてしまう恐れがあるので注意が必要です。

今回は、パソコンを処分する前に行うべきデータ消去の方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

個人情報は日常の”うっかり”から漏洩してしまう

近年、個人情報が漏洩したり盗み取られたりすることで、さまざまな犯罪に悪用されるケースが急増しています。

教えたはずがないのに知らない電話番号から着信がきたり、身に覚えのない詐欺メールが届いたり、最悪の場合、クレジットカード情報を盗み取られて悪用されてしまうケースも数多く報告されています。

個人情報の流出は、日常のうっかりやってしまいがちな行動から漏洩することも多く、日頃から各々の個人情報を慎重に取り扱う意識が大切です。

例えば、ウイルスを感染させるファイルやURLを開いてしまったり、個人情報が入っているデバイスをうっかり紛失するなどの行動は、個人情報が盗まれ悪用されてしまうリスクが非常に高いでしょう。

中でも、スマホやパソコンを処分する際に、データを完全に消去せずに手放してしまうことで、デバイス内に記録されていた個人情報が悪用されてしまうケースが多く見られます。

スマホやパソコンを処分する際は、必ずデータを正しい方法で完全消去してから処分や買い取りに出しましょう。

パソコンを処分する前に行うべき3つの対応

パソコンを処分する前には、どのような方法でデータの削除を行うべきなのでしょう。

データ消去専用ソフトウェアでデータを消去する

パソコンデータを消去する専用ソフトを使い、データを乱数などによって上書きすることで、外部からパソコンに記録されていたデータをハッキングしたり盗み取れないように対策する方法があります。

フリーソフトや有料ソフトなど、さまざまな種類のソフトがありますが、自分のパソコンの中に入っている情報に合わせてソフトを選びましょう。

また、Windowsを使っている場合は、Windowsに搭載されているデータ消去機能を使うことで、パソコン内のデータを完全消去することも可能です。

ハードディスクを取り出して物理破壊する

物理的にハードディスクを取り出して破壊することでもデータを消去することは可能です。この方法を行うには、データが保存されている記憶領域部分をトンカチなどの鈍器で叩き壊す必要があるため、腕力のある人向けとなります。

また、物理的に破壊することになるため、パソコンを売却したいという考えている人には不向きな方法であることを忘れないでください。

不安な方は専門業者に依頼してデータ消去してもらう

一般的なパソコンのデータ消去方法は以上の2点ですが、どちらも自分で正しくデータを消去できるか不安だという方は、ぜひデジタルデバイスに詳しい専門業者に依頼して、プロにデータを消去してもらう方法がおすすめです。

確実に個人情報を完全消去してもらえますし、パソコンに詳しくない人であれば、新しいパソコンへのデータ移行の方法なども教えてもらえます。

パソコンを処分するときにデータ消去を行わないと、パソコン内に記録されている個人情報が流出し、悪用されるリスクが高まります。

ご自身でパソコンのデータ消去を行う自信がないという方は、ぜひPCサポート倶楽部へお気軽にご相談ください。データ消去だけでなく、新しいパソコンの初期設定などのサポートいたします。